- 鳥の跡
- とりのあと【鳥の跡】〔昔, 中国で, 蒼頡(ソウケツ)という人が, 鳥の足跡を見て文字を作ったという故事から〕(1)文字。 手跡。 また, 文字を書いたもの。 手紙など。
「水の上に浮きたる~もなくおぼつかなさを思ふころかな/新古今(恋一)」
(2)手跡が下手(ヘタ)なことのたとえ。「心にくき所へ遣はす仰せ書などを, 誰もいと~にしもなどかはあらむ/枕草子 158」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.
「水の上に浮きたる~もなくおぼつかなさを思ふころかな/新古今(恋一)」
「心にくき所へ遣はす仰せ書などを, 誰もいと~にしもなどかはあらむ/枕草子 158」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.